「カネを返せ!」。経営破たんした生命保険では、多くの職員が契約者からこうののしられた。たんした東邦生命保険では、契約者の家に謝りに行った職員が後ろ姿に塩をまかれた。別の職員は逆に契約者が家に押しかけた。この職員は体調を崩して入院した後も、今度は病院に契約者が殺到し、医師から「一人十分に限る」と言われ、点滴を受けながら応対した。二〇〇〇年十月に破たんした千代田生命保険では一部の職員が契約者に殴られ、監禁された。
[参考サイト]
定期死亡保険 | 定期死亡保険を徹底比較 | 生命保険比較の保険市場
http://www.hokende.com/static/life/big_sleep/term/
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破たんでも今回の新制度でも予定利率が下がって保険金が減る点では同じだ。そして同じように現場の職員は利率下げの対象となった契約者から激しい怨嵯の声を浴びせかけられることだろう。この現実に生命保険経営者はおびえ、立ちすくむ。一部には「これだけ低金利が続いているんだから契約者も納得するはずだ」などの肯定的な見方もあるが、実際には老後一九九九年六月に破たんした東邦生命保除のささやかな楽しみとして養老保険の満期金をあてにしていた人が、半分しか受け取れないと知らされて「経済が厳しいんだからしょうがない」と納得してくれるだろうか。