私は友達と同時に先輩というものも大事だと思う。職場でもいいし、学校の先生でもいいし、自分の結婚生活について何かと困ったことがあったとき、実家の親に相談する前に一番客観的になれる第三者に語るのがよい。親というものは、自分の子どもの方に良く、相手を加害者と取りやすい。私はあるお母さんが娘をある家にやって、こういうことを言った言葉を聞いている。結婚した娘のところへお客が来て、主婦となった娘がスリッパを揃えた。お母さんもたまたまそこへ招ばれていてその姿を見て私にこぼす。「ここの家では、私の娘にスリッパを揃えさせる。ああいうのは手伝いのものがやることですよ。悲しゅうございますわ」私はこの若い主婦が、スリッパを揃えたのは大いにいいと思う。今まで何もしなかったお嬢さんであった。すると母親は、「スリッパを揃えさせるためにあの家にやったのではないなどと言う。手が汚れると言う。私はこういう母親は困ると思った。離婚が問題になるときには、ずいぶん周りの意見が影響すると思う。いつでも帰っておいでとか、そういうところに我慢していることはないよなどと言うのは、だいたい母親である。近ごろは離婚しても堂々としているけれど、昔は出戻りとか言われて、白い眼で見られた。それが嫌で離婚しなかったというひともある。しかしそんな消極的な態度でなく、まず離婚はしないという目的に向かって、その原因となるものの解決に積極的に向かってゆくという態度でありたい。自分にも悪いところはないかどうか考え、相手に話し、二人で状況が変化してゆくようにするとか。離婚したくないから、あなたも協力して下さいと率直に、夫なり、妻なり、結婚の相手に相談するのが一番よいかもしれない。私の母の場合は、父が死んだとき、まだ三十そこそこで若かったので、父の姉弟たちが母に再婚をすすめたという。母は、石にかじりついてもこの家は出ない、子どもは自分で育てると言ったのだという。その母が、私という娘に婚家が気に入らなければすぐ帰れと手紙をよこしたのである。しかし結婚三年目ぐらいから母は私に、夫と私は「割れ鍋に閉じ蓋」だと言って、にこにこするようになった。両方に長所と欠点があり、プラス・マイナスよくあっているということである。
[参考]
南青山の教会挙式プラン
http://www.le-anges.gr.jp/chapelle/wedding.html
東京の結婚式場なら南青山ル・アンジェ教会|表参道
http://www.le-anges.gr.jp/