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無垢と合板のフローリングを比べてみる

突き板とは、合板の表面に薄くスライスした木目のきれいな本を張った板のことで、銘木突き板合板とも言う。突き合わせて張ったもの、と理解していただければよいと思う。フローリングの床は人気がある。床に張る板のことを縁甲板とも言う。幅七センチからコーセンチ程度で、長さは七〇センチから三・六メートルのものまでいろいろある。フローリング材の型により、「乱尺フローリング」、「長尺フローリング」がある。乱尺フローリングは主に洋間に、長尺フローリングは和室の縁側や和風の家の廊下に用いられることが多い。ヒノキや松は和風の造りに、ナラ、ブナ、チーク材などは洋風の造りに使われている。フローリングは、材質、製法で次の二つに大別できる。合板の上にヒノキの薄板を張ったものと無垢のヒノキのフローリングである。切り口を注意深く見ると、無垢のフローリングのほうには木の年輪があることで、区別がつく。一般にヒノキのフローリングというと、合板ものがしばしば使われている。ヒノキの板を〇・ニミリほどに薄くスライスして、合板の表面に張る。見た目に美しく、伸び縮みのないものをメーカーで大量生産できる。しかし芯が合板なので、一〇〜一五年で表面の薄いヒノキの板にひび割れが生じ、はがれてくることがあり、耐久性に問題がある。また足裏の接地面の感触に難がある。それというのは、表面の薄いヒノキの下には、一面に接着剤が塗られているので、プラスチックの上を歩いているように足の裏が冷たく感じるのである。無垢のヒノキのフローリング上を歩いてみると、その違いがよく分かる。無垢のヒノキのフローリングは、板目の両端が上の方へわずかに反ることがある。そこが無垢の味わいともいえる。素足で歩くと分かるが、無垢のヒノキフローリングは、実に温かい。ヒノキはやわらかい木に属し、その中に空気を多く含んでいるので、断熱効果がある。香りがよく抗菌効果があり、健康にも良い。